【DEAF】「なんでわからないのにわかったふりするの?」

2012.01-02
兵庫県で行われた「全日本ろう者フットサル選手権」

メリメロからナカムラ&カジオが同じチームメイトとして参加してきました。
そこでのナカムラ&カジオ間のやりとりで一番インパクトが強かった言葉。

「なんでわからないのにわかったふりするの?」

きこえない人は恐らく「わからない」ことも「わからない」んだと思う。
そういう人も少なくないと思う。

たとえば「A」と言われたとしても
本人は「B」として聞こえてしまい、結果Bとして理解する。
ここで「A」として理解できていなかったことから
「結局わかってないじゃん」ってなるんだけど
本人の中では「B」として吸収されてしまっているから
「え、わかってたよ」ってなる。っていうことも割とある。

「わからないんだけどわかったふりをする」っていう人も実際いる。

ちなみにメリメロのナカムラは
飲み会とか大人数でいて「今そんな大事な話じゃないだろな」てときは
あえてわかったふりしてごまかすときもあったりする。
もちろん大事だなって思ったときは「パードン?」って聞き返す。

「わからない!」て思ったらどんな状況でもトコトン食い下がらない人もいるし
「どうせわからないもん」って最初から諦めてしまう人もいる。

「フットサルはやっぱり戦術を理解しないと楽しめないところもあると思うし
そこはわかったふりしないでほしかった」

戦術の理解度が高くなかったのも否めない部分はあるけど
「わかったふりをする」のが無意識の習慣になってしまっていることも考えられる。かもしれない。

あくまでも筆者の視点なんだけど。

「きこえない」っていうのを説明するのってほんとに難しい。

サッカーでも、きこえない人が見てて一番自然だもん、
「え、ほんとにきこえないの?」って思っちゃうくらい。でしょ?

メリメロのナカムラはこう説明する。
「ね、ドイツ語とかフランス語とかわかる?
外国の言葉がわからないときってあるでしょ?
で、そんなときその言葉を操る人が何か喋ってるな~とは思うけど
なに言ってるかわかんないな~ってときあるでしょ?
たぶんそんな感じだよ、少なくともわたしはね、
補聴器してたら音は聞こえるけどそれがなになのかは判断できないの」

ナカムラでも、ほんとはAって言われていたことをBって認識してしまうときもある。
一番有効なのはやっぱり筆談とか手話とか目に見える形での確認。
ナカムラの周りは幸い慣れている人が多いので
「え、B?」って確認すると「あ、違う違うA」って訂正してくれるんだけど。

きこえない人と話しているときは本当に伝わったかを確認するっていうのが
面倒かもしれないけどすごい大切なことになってくる、ような気がする。

簡単に説明できるものでもないし、だからこそ考えていくというのが重要で。

もっとうまくまとめてくれている素晴らしいサイトがあるので
今回はそれを紹介して終わりたいと思う。

DEAF PEOPLE

http://deafathlete.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html

…thank you for your time!♡